2024年05月09日
アタッチメント理論
たまたまNHKの番組で「アタッチメント」を取り上げているのを見た。日本語では愛着というらしい。
子供の成長には安心できる場所を持つことが大事であるという内容だった。赤ちゃんと親の関係がわかりやすい。
自分の親も含めた家庭環境を顧みると、今の自分の存在はなるべくしてなったのだと思える。もちろん自分の根底にあるものが人格を形成しているのだが、幼い頃の記憶や親の言動、更には親が育ってきた複雑な環境などを思い起こすと、自分の成り立ちは取り巻いていた環境に大いに影響を受けているのだと感じる。
普通ではない、という言葉はとても嫌いな表現である。じゃあ普通って何?と返すことにしている。みんなはこうしているとか、それくらい自分で考えろと言われるが、それしか返しようがないのは始めからわかっている。みんなとは周りの数人のことだろうし、普通の定義なんてないから。
自分の思いとは違うだけのこと。私の思いはこうだから、あなたとは違うと言えば納得するのに。
話が逸れたが、安心できる場所であるための要素の1つに、何でも話せる環境があると思う。相手に指摘できるし、言っても責められない場所であること。これはまさしく心理的安全性のことを言っている。家族というチームのパフォーマンスを上げるためには、そこが安心できる場所である必要がある。
当たり前のことではあるが、なかなかうまくいかないこともある。年齢には関係ないというアタッチメントの理論をもっと学んで、いい方向に向かえるとよい。
これまで集めてきたバラバラのピースが少しつながってきたかもしれない。
Posted by nao at 01:37│Comments(0)
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