2025年04月05日
ちょっといいこと

時期的に新譜の音取りをすることが多い。メロディラインがスッと入ってきてすぐに歌える曲もあれば、苦手な部分がなかなか克服できない曲、最初から体が受け付けない曲もある。充実した練習にするためにはやはり予習が大事だと思う。シンプルな曲だと移動ドの音階を楽譜に書き込むこともある。また音源を探して主旋律だけでも聞いておくと曲のイメージがつかめていい。
それでも音が取りにくい曲はある。難解な曲を自分のものにする達成感も捨て難いが、そういう曲を歌って楽しいかと言われると必ずしもそうではない。コンクールは別としても、歌って楽しくない曲を客席から聴いてもきっと楽しくないだろう。それなら歌って楽しい曲を歌った方がいい。
楽しいことの基準は人それぞれではあるが、個人的には歌っていてハーモニーとして聞こえてくるのが楽しい。声が混じり合うためには声の質が大切である。個人やパートの声が周りと混ざらずに聞こえるのは残念に思う。日頃からどう聞こえているかをチェックしながら歌えるといい。
平易な曲をサラッと上手に歌うのがカッコいい。
Posted by nao at 21:57│Comments(0)
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